1. はじめに|Switch歴5年の私がPS5を購入した理由
私は長年、Switchを愛用してきたゲーマーです。
『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』『マリオカート8DX』『スプラトゥーン3』『オーバークック』など、家族や恋人と一緒に、時には1人でまったりとゲームを楽しんできました。
でも最近、こんな思いが湧いてきました。
「もっとリアルな世界で、没入感のあるゲームを遊びたい」
そんな中で気になっていたのが、PlayStation 5(PS5)。
とはいえ、Switchと比べて価格も高く、子育て中の自分にとって「本当に必要なのか?」と迷いました。
最終的には、中古で状態の良いPS5を見つけたのがきっかけで思い切って購入。
結果から言うと、**SwitchとPS5は“まったく別ジャンルのゲーム体験”**でした。
両方を実際に使ってみて、Switchユーザーだからこそ感じた「違い」を本音で語ります。
2. SwitchとPS5のスペック・方向性の違いをざっくり整理
まずは、基本的なスペックや「狙っている層」の違いを見てみましょう。
比較項目 | Nintendo Switch | PlayStation 5 |
---|---|---|
発売日 | 2017年 | 2020年 |
解像度(最大) | フルHD(TV)/720p(携帯) | 4K(ゲームによって対応) |
携帯性 | あり(テレビ・携帯・テーブル) | なし(据え置き専用) |
重量 | 約300g(携帯モード) | 約4.5kg(本体) |
起動スピード | 普通〜やや遅い | 爆速(SSD搭載) |
グラフィック | カジュアル・簡素 | 高精細・リアル志向 |
ゲーム層 | 幅広い年齢層・カジュアル層 | 中~上級ゲーマー向け |
ジョイコン機能 | おすそ分け・振動など | アダプティブトリガー・ハプティックなど |
価格帯 | 約3万円前後(Liteは2万円台) | 約6万円前後 |
両者は、スペックや想定している遊び方自体が全く異なることが見えてきます。
3. 実際に使って驚いた!PS5とSwitchの違い5選
ここからは、私が実際にSwitchとPS5を使い比べて感じたリアルな差を5つ紹介します。
3-1. グラフィックと世界の“リアルさ”が桁違い
PS5を起動して最初に驚いたのが、「グラフィックの美しさと奥行き」です。
『Horizon Forbidden West』や『スパイダーマン』シリーズをプレイした時の感動は、まさに「ゲームを超えた体験」。
風でなびく髪や草、光の反射、肌の質感、キャラクターの表情までリアルで、思わず「これ、映画か…?」とつぶやいてしまいました。
Switchも十分キレイですが、PS5は“実写に近い臨場感”があります。
Switchの『ゼルダ』は絵本のような美しさ、PS5の『ホライゾン』は現実に近いリアルな映像美といった感じ。
3-2. ロード時間の短さでテンポが格段にアップ
SwitchでRPGやオープンワールド系のゲームを遊んでいると、「ローディング長いな…」と感じることがありました。
でも、PS5はSSD搭載で超高速。
ゲームの起動からセーブデータの読み込み、ファストトラベルまですべてが早くて快適。
Switchのローディングに慣れていた自分には、このスピード感は衝撃でした。
3-3. コントローラーの進化が体験を変える
PS5のDualSenseコントローラーは、はっきり言って“別次元”。
- アダプティブトリガー:弓を引く力や銃の引き金の重さが手に伝わる
- ハプティックフィードバック:足音の振動や地面の感触が指先に届く
SwitchのJoy-ConもHD振動やモーション操作が便利ですが、PS5の操作感は“没入感を高める演出装置”として完成されています。
3-4. ストーリー・世界観の作り込みが深い
Switchのゲームはライトで分かりやすく、みんなで楽しめるものが多いです。
一方、PS5のタイトルは大人向けの“物語重視”のゲームが多い印象を受けました。
特に『ゴッド・オブ・ウォー』や『デス・ストランディング』のような作品は、まさに“映画をプレイする”体験。
Switchではなかなか味わえない「感情移入の深さ」があります。
3-5. 一方でSwitchの「手軽さ」が恋しくなる瞬間も
PS5のすべてがハイスペックで感動的ですが、だからこそ**「ちょっと遊びたいとき」に不便**に感じる瞬間もあります。
Switchは
- どこでも持ち運べて
- ソファでも寝転がってでも遊べて
- 起動が速く、すぐセーブ・中断もできる
という“生活に溶け込むゲーム機”なのに対し、PS5は“本気でゲームと向き合う”機体。
軽く遊びたいときは、やっぱりSwitchに手が伸びます。
4. Switchユーザーに伝えたい!PS5はこう使うと満足度が高い
私がPS5を購入して良かったと感じたのは、以下のような場面です。
- 子どもが寝た後の「自分時間」にじっくりプレイ
- 家庭用テレビで映画を見るような気持ちでRPGやストーリー作品を楽しむ
- Switchとは違う「深い没入体験」が欲しくなったとき
逆に、**「みんなでわいわい」「サクッと遊びたい」**というニーズにはSwitchの方が強いです。
5. PS5を買って感じたリアルな満足・惜しい点
👍 満足したこと
- 高画質&リアルな世界に圧倒される
- ゲームの没入感がまるで映画体験
- 1人でも長くじっくり楽しめる
- DualSenseが体験を一段上に引き上げる
👎 惜しいと感じたこと
- 本体が大きく場所を取る
- 携帯性ゼロで持ち運び不可
- 子どもと一緒に遊ぶにはやや不向きなタイトルが多い
- 価格がやや高め
6. 結論|SwitchとPS5、2台持ちこそゲーム生活を豊かにする
結論としては、SwitchとPS5は“どちらが優れているか”ではなく、“何を求めるか”で選ぶべきです。
- カジュアル・家族向け・手軽:→Switch
- 没入型・大人向け・高画質:→PS5
私は2台持ちにして本当に良かったと思っています。
その日の気分や状況に応じて、“遊び方の幅が広がる”のが最大のメリットです。