「なんで先に撃ったのに負けたんだ…」 「降下中に一瞬カクついて、敵に差をつけられた…」
人気FPS/TPSゲーム『Apex Legends』でランクマッチやカジュアルを真剣にプレイしている方にとって、回線速度やPing値の不安定さは、実力以外の要因で敗北を決定づける最大のストレスです。
『Apex Legends』は最大60人が参加するバトルロイヤル形式。多くのプレイヤーとサーバーが同時に通信を行うため、少しでも回線品質が悪いと、遅延(ラグ)やパケットロス(パケロス)が発生しやすくなります。
この記事では、『Apex Legends』で撃ち勝つための回線速度の目安を具体的に解説し、Ping値を下げて安定性を極限まで高めるための最強の光回線と、すぐに実践できる設定テクニックをご紹介します。
最強の回線を手に入れ、ラグのない快適な環境で最高ランクを目指しましょう。
1. 勝利に直結!『Apex Legends』で必要な回線速度とPing値の目安
『Apex Legends』を快適にプレイするために「最低限必要な速度」と「プロが求める理想の速度」には大きな違いがあります。
1-1. Apexに必要な速度とダウンロード速度
「Apex Legends」をプレイ中に必要な通信速度は、実はそれほど高くありません。下り(ダウンロード)も上り(アップロード)も10Mbps程度あればゲーム自体は動きます。
しかし、プロやガチ勢が求める「快適でストレスのない環境」を整えるためには、以下の速度が理想的です。
| 用途 | 推奨される通信速度(下り) | 推奨理由 |
|---|---|---|
| ゲームプレイの安定 | 最低70Mbps以上 | 安定性に直結。ボイスチャットやバックグラウンド通信の余裕を確保。 |
| 大型アップデート/DL | 推奨100Mbps以上 | シーズンアップデート(数十GB)を短時間で完了させるため。 |
| ゲーム配信/録画 | 上り50Mbps以上 | 高画質での配信やクリップのアップロードをスムーズに行うため。 |
重要なのは、「常に安定して70Mbps以上が出ているか」という実測値です。回線速度が速い回線は、Ping値も低く安定している傾向があります。
1-2. 【Ping値の基準】撃ち合いに勝つための理想のPing値
『Apex Legends』において、Ping値(応答速度)は通信速度以上に重要です。Ping値はゲーム内のサーバー選択画面で確認できます。
| Ping値 (ms) | ゲームプレイへの影響 |
|---|---|
| 0~15ms | 理想的。ラグを全く感じず、最高の撃ち合いが可能。 |
| 16~30ms | 快適にプレイ可能。多くのユーザーが許容できる範囲。 |
| 31~50ms | 遅延を感じ始める。撃ち負けの原因になりやすい。 |
| 51ms以上 | ラグが頻発。まともにプレイするのは困難で、切断のリスクも高まる。 |
結論:Ping値は30ms以下が最低ライン。ランクマッチで勝利を目指すなら、20ms以下を目指しましょう。
Ping値が高いと、相手よりも先に撃ってもサーバー側での着弾判定が遅れるため、体感では撃ち勝ったはずなのに負けるという理不尽な現象が起こります。これが「回線負け」の正体です。
1-3. 見落としがちな致命的な問題「パケットロス」
Ping値と合わせて確認したいのが「パケットロス(Packet Loss)」です。データの一部がサーバーに届かず欠落する現象で、ゲーム内では画面のカクつきや瞬間移動(ワープ)として現れます。
- パケットロス推奨値: 0%
たとえPing値が低くても、パケットロスが1%でも発生すると、プレイ体験は著しく悪化します。『Apex Legends』を快適にプレイするためには、Ping値の低さだけでなく、パケロスがゼロである「通信の安定性」が最も重要になります。
2. 『Apex Legends』でラグる原因は?夜間も安定させる対策
Ping値が急に高くなったり、パケットロスが発生したりする主な原因は、回線の「混雑」です。
2-1. 夜間に回線が重くなる仕組み(PPPoE接続の限界)
従来の光回線で使われてきた接続方式である「PPPoE」は、利用者が集中する夜間(19時~23時)に、データ通信の出入り口(網終端装置)が渋滞を起こし、速度が低下したりPing値が跳ね上がったりします。
解決策:IPv6 IPoE接続への切り替え
この渋滞を避けるために開発されたのが、新しい接続方式の「IPv6 IPoE」です。これは、従来の混雑するルートを避け、大容量の専用道路を通って通信する仕組みです。
『Apex Legends』で安定した低Pingを維持するには、このIPv6 IPoE接続に標準対応している光回線を選ぶことが必須条件となります。
2-2. 独自回線が強い理由
さらにPing値の低さを追求するなら、NTTの回線網を使用しない「独自回線」が最も有力な選択肢となります。
- 独自回線の例: NURO光、auひかりなど
独自回線は、回線自体がユーザー間で共有されにくいため、混雑の影響をほとんど受けません。これにより、夜間でもPing値が安定して低く、Apexの競技シーンで求められる10ms台の低遅延を実現しやすいのです。
3. 【Apex 回線 速度 解決策】プロも選ぶ最強の光回線2選
『Apex Legends』の快適さと安定性を保証できる、特におすすめの光回線2つをご紹介します。
🥇 NURO光:低Pingと速度を極める最強の独自回線
| 回線タイプ | 独自回線 (ソニーネットワークコミュニケーションズ) |
|---|---|
| Ping値実測 | 平均10ms台前半 (超低遅延) |
| 実測速度 | 平均400Mbps~1Gbps超え |
| 最大通信速度 | 下り最大2Gbps(業界最速クラス) |
| メリット | 独自回線のため、夜間の混雑に非常に強い。Ping値が圧倒的に低い。 |
【Apexへの影響】
NURO光は、標準プランが一般的な光回線(1Gbps)の2倍の最大2Gbps(理論値)を誇り、Ping値も安定して10ms台前半が出やすい回線です。
通信速度が速いだけでなく、回線が混雑しにくいため、Ping値が夜間でも跳ね上がりにくいのが最大の魅力。コンマ数秒が勝敗を分けるApexのランクマッチやカスタムマッチで、ラグを原因とした敗北をゼロにしたいガチ勢に心からおすすめします。
🥈 GMOとくとくBB【GMO光アクセス】:コスパと安定性のバランス王
| 回線タイプ | 光コラボ (プロバイダ:GMOとくとくBB) |
|---|---|
| Ping値実測 | 平均20ms前後 (快適ライン) |
| 実測速度 | 平均200Mbps~500Mbps |
| 最大通信速度 | 1Gbps / 10Gbpsプランもあり |
| メリット | IPv6 IPoE接続に標準対応で夜間の混雑を回避。月額料金が安くコスパ最強。 |
【Apexへの影響】
NURO光のエリア外の方や、月額料金を抑えつつ安定したApex環境を整えたい方に最適なのが、GMOとくとくBB【GMO光アクセス】です。
NTT回線を使用する光コラボでありながら、v6プラス (IPv6 IPoE) に標準対応しているため、夜間でも従来の光回線のような極端な速度低下が起こりにくいのが特徴です。
Ping値もApexの快適ラインである20ms前後を安定して維持しやすいため、ストレスなくゲームをプレイできます。高性能Wi-Fiルーターの無料レンタルも付いてくるため、初めて光回線を契約する方にもおすすめです。
4. 最強回線をさらに速く!プロが実践する3つのテクニック
光回線を契約したら、以下の3つのテクニックで回線パフォーマンスを最大限に引き出しましょう。
テクニック1:有線LAN接続は絶対!CAT6A以上のケーブルを使う
無線LAN(Wi-Fi)接続は、電波干渉や遮蔽物の影響を受けやすく、Ping値が不安定になりがちです。『Apex Legends』をプレイするPCやゲーム機は、必ずLANケーブルでルーターと有線接続してください。
さらに、LANケーブルの規格は最低でもCAT6、理想はCAT6A(10Gbps対応)以上を選びましょう。古い規格のケーブルを使っていると、回線が持つ本来の速度が出ないことがあります。
テクニック2:ルーター(ONU)は高性能モデルを選ぶ
回線が良くても、ルーターの性能が低ければ通信がそこで滞ってしまいます。
- IPv6 IPoEに対応していること
- 処理能力が高いこと
NURO光やGMOとくとくBBは、これらの条件を満たした高性能ルーターを無料レンタルしているため、ルーター選びに失敗するリスクを減らせます。
テクニック3:ゲーム中のサーバー選択を見直す
『Apex Legends』では、ロビー画面でサーバーを選択できます。Ping値が低いサーバーを選ぶことで、体感速度を向上させることができます。
- 東京サーバー:日本のプレイヤーが最も多く、Ping値も低い(例:15ms~25ms)ことが多いです。
- オレゴンサーバー:Ping値は高くなりますが(例:40ms~60ms)、混雑時に東京サーバーが不安定な場合の代替候補として検討できます。
できる限り、Ping値が最も低いサーバーを選んでプレイしましょう。
5. まとめ:Ping値と安定性を重視して最強回線を選ぼう
『Apex Legends』で実力を最大限に発揮し、ラグのない快適な環境でプレイするためには、「Ping値の低さと通信の安定性」が最も重要です。
| 回線名 | 特徴 | おすすめのプレイヤー |
|---|---|---|
| NURO光 | 低Pingと超高速を両立する独自回線。 | ラグによる負けを一切許容しないガチ勢・プロ志向の方。 |
| GMOとくとくBB | コスパと夜間の安定性に優れたIPv6 IPoE回線。 | 料金を抑えつつ、快適なApex環境を整えたい方。 |
今の回線に不満があるなら、行動を起こす時です。まずは提供エリアを確認し、あなたにとっての最強回線を見つけて、勝利を掴み取りましょう!


